カジノ法案は絶体不可

政府自民は今国会で成立を目論んでいるが、これは断固阻止しなければならない。安倍首相も賛同の意向らしいが、ことの重大さを認識していないのか?首謀者の自民総務会長は、「観光及び地域経済の振興に寄与するとともに財政の改善に資する」と言っているが、そんな次元のことではない。はっきり言えば、これは「公が博打の胴元になる」ということだ。世界の我が国に抱くイメージは「自然の美しさ、古い文化の豊かさとそれを守る国民性」などだ。儲かればいい、大切な伝統文化など無視して、実現の為には合法化で切り抜ける。提案者の意識にもどさくさに紛れて早く手を打つという後ろめたさを感じる。この際拙速はさけ、じっくりと広く国民の意向を問うべきだ。カジノの解禁で種々起こる弊害などの問題などは些末なこと、それより重大なのは我が国のイメージダウンだ。当面は、与党内で、公明党がブレーキをかけることが期待されるが、へっぴり腰でどうも覚束ない。公明党はこの際断固反対して、広く国民の賛否を問う提案する位の決心をしてほしい。政府もことの重大さを認識しないと命取りのきっかけになるかもしれないぞ!