年の初めに

 天気予報は全国大荒れと言うから、身構えていたら、当地は朝、薄っすらと雪化粧、世の移りもこの程度ならと安心してはならじと、今年の予測を試みた。
 安倍政権の指向は、年末の選挙で野党の抵抗を赤子の手を捻る如くに、大勝ちを収め、政治姿勢を露骨に示しはじめた。「武器輸出の制限緩和」、「集団的自衛権の活動拡大」、「原発再開」、そして、「憲法改正」。いずれも、右旋回明々白々な姿勢だ。しかし、与党の路線がはっきりしてくると、野党の反対路線は打ち出しやすくなる。先ずは、春の統一地方選の攻防に注目したい。先の沖縄知事選、衆議院選の結果に対する露骨な仕打ちは怒りさへ覚える。沖縄の安保戦略は、米国と膝を交えて、広汎な再検討をすべきだ。それは沖縄県民にも、過去と違った関心を生むはずだ。原発再開についても、意のままにならない結果に同様な報復を行えば、選挙民の反発は必至だろう。
 そもそも、このブログは、世の中の動きで看過できない事への自らの意見表示として始めたものだが、数少ない”読者?”からのご意見などを頂ければ、それはそれで幸いと存ずる。勿論、反対意見も望むところ。実のところ、ブログ作成は、私自身には恰好なボケ防止になっている。