胸突き8丁の国会運営打開策

埒のあかない国会乗り切りに90日の延長策がとられた。「丁寧に説明」を繰り返して、説得を得る見込みはない。世論調査の数字は政府の説明に納得していない意志を示し、女性層の戦争忌避で内閣支持は急降下の気配。学者の「政府の安保諸法制は違憲」の大合唱にも一顧だにしない強気で、党内にも批判がではじめたが、これも締め付けで抑え込む気配だ。かっての自民党には少数意見表明を認める度量があったが、現在では連立の公明党が精一杯その役目をはたす。今や、自民党は執行部の独裁に向かっている。
そこで、国民の支持を回復し、内閣の目指す目標に近ずく為に、幾つかの提案をしたい。
1.沖縄の辺野古移設を再検討し、アメリカと交渉をはじめる。
2.今国会では我が国周辺の突発的事態に対処するための法改正に留める。(現在、突発事態は北朝鮮  の挑発行為しか考えられない。)
3.憲法にかかわる諸策を現憲法解釈ですり抜けるまえに、憲法9条を堅持するか否かを先ず国民に問   う。